市ヶ谷新見付交差点は明治になって外堀の一部を埋めて道路を作ったところです。ここには以前、公衆トイレがあったのですが、トイレが移動したので几号も無くなったかなと思いきや、ありました。
これは、正確には、水平刻印なので几号水準点ではなく、
三角点「富士見町」の付属予備点です。

几号水準点って何?を参照
一口坂をなんと読むか?
靖国通りから新見付交差点へ下ってくる坂「一口坂」。これなんと読みます?
今は一般名「ひとくちざか」で正解ですが、昔は「いもあらいざか」と呼んでいました。
お江戸の昔、このあたりに一口稲荷(いもあらいいなり)があったので一口坂(いもあらいざか)と。
「いも」とは疱瘡のことで、疱瘡治癒に霊験あらたかなお稲荷さんだったと云います。
なぜ「一口」を「いもあらい」と読むかはっきりしたことはわかりませんが、京都に一口(いもあらい)という地名があるそうです。難解すぎます(≧∀≦)。
新見付交差点の几号水準点と一口坂グーグルマップはこちら
または下記マップ右上の拡大表示ボタンをクリックしてグーグルマップでご覧ください。
新見附のの几号水準点(N)
それぞれのページに詳しい情報があります。
「皇居周辺の几号水準点など」グーグルマップはこちら
または下記マップ右上の拡大表示ボタンをクリックしてグーグルマップでご覧ください。
都心の43個の几号水準点グーグルマップはこちら
または下記右上の拡大表示ボタンをクリックしてグーグルマップでご覧ください。
撤去等で年々、数が少なくなっています。撤去されていたら、ご報告ください。