愛宕山でお宝測量遺産を見たら、飯倉交差点方面へ。
西久保八幡神社と狸穴坂上の駐日ロシア連邦大使館前に几号水準点を見ることができます。
几号水準点って何?を参照
愛宕山のビックリ測量遺産を参照
狸穴坂上、駐日ロシア連邦大使館前
外苑東通りから狸穴坂へ下るところの駐日ロシア連邦大使館前。
警察官詰所の脇にこんもりとしたセメントの塊があります。
なぜ、これが撤去されないのか不思議です。
これは正確には
三角補助点53号の附属予備点(几号水平面刻印)
と呼ばれるものです。
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西久保八幡神社の鳥居

西久保八幡神社の階段は愛宕山「出世の石段」に比べたら楽ラクです(^^*)。江戸名所図絵にも描かれてる、ひっそりとして落ち着く神社です。

石段を登り、本殿に向かって左側の鳥居柱。灯篭が前に立っていて見つけづらいのですが、確かに几号が刻まれています。

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古地図赤矢印にも「不」の字が描かれています。
今と同じ位置です。
芝東照宮の鳥居
日比谷通り方面、芝増上寺の大きな敷地の中に芝東照宮があります。

芝東照宮の鳥居にもあります。本殿に向かって右側です。

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芝東照宮の几号水準点は内務省の地理局雑報にも記載がないものです。
赤坂氷川神社の鳥居
一の鳥居ではなく、本殿に近い二の鳥居、向かって左の台座にあります。
公的資料:地理局雑報にある記載 麻布一本松氷川社石華表 28.3348m


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古地図赤矢印にも「不」の字があります。参道が東に折れています。

やはり、参道が今のように一直線ではなかったようです。
南青山7丁目路傍
スロベニア大使館の先、落ち着いた住宅地の個人宅にある几号水準点です。大使館前を真っ直ぐ行った別れ道の南側です。
以前は赤いポストが目印でしたが、現在(2017年7月)、工事のため、ポストが取り除かれています。

港区・渋谷区の几号水準点グーグルマップはこちら
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撤去等で年々、数が少なくなっています。撤去されていたら、ご報告ください。